上海で異変、日本人がどんどん逃げ出している話

「上海で異変、日本人がどんどん逃げ出している！」というニュースが
Yahoo!ニュースに出てました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181113-00054631-jbpressz-int&p=2

上海在住の日本人が減っているそうです。
「上海に明るい未来があると信じる日本人はもはや少数派」とのことです。

本当にそうなのでしょうか？

２０００年前後に上海に行った日本人の多くは、工場としての中国に魅力を
感じていました。安くて豊富な労働力を求めて中国に行ったのです。「明るい
未来」が「安くて豊富な労働力」という意味なのであれば、経済が発展し、世
界第２位の経済大国となった国には、「明るい未来」は無いでしょう。

しかし消費地としてみた場合、日本の人口減少の問題を考慮すると、日本の
企業は中国市場でどのように戦っていくかを考えないと「明るい未来」は無い
と思います。数々の日本企業が失敗しながらも進出していくのは、すくなくと
も、日本よりは「明るい未来」が見えるからではないでしょうか？

中国の役割が変わるにつれ、玄関口「上海」に住む日本人の役割も変わるの
は当たり前で、たとえ住んでいなくても、中国に関わる日本人は、増加するで
しょう。

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